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病院で行う治療


〜整形外科〜

腰痛で整形外科を受診する場合、まず初めにどこが悪くて痛みが出ているのかを調べていきます。

レントゲン撮影

X線を用いて、骨の影を見るのが、レントゲンです。ここでは骨の変形や破壊を見るのが一般的です。「骨が老化で変形していないか」「骨のカルシウム分が少なくなっていないか」「椎間板の隙間が狭くなっていないか」「脊椎骨のずれはないか」というようなことがわかります。

尿検査

まれに腎臓や尿管に不具合があり、腰痛を引き起こすことがあるので、検査をすることがあります。

血液検査

貧血がないか?炎症反応がないか?肝機能・腎機能は正常か?といった項目の検査をします。

CT

CTとはコンピューター断層撮影のことです。神経や軟骨ははっきりと見ることはできませんが、脊椎骨の輪切り映像を見ることで診断可能な病気もあります。

MRI

MRIは、X線とはまったく違った方法で体の断面映像を見ることができる検査です。大きな磁石の中にはいって電波をあて、その反応を捉えて映像化するものです。神経や軟骨まではっきりと見ることができます。

また、時には造影剤を用いた検査も必要になります。神経根めがけて注射針を刺し、造影剤を入れることでよりはっきりとした神経の映像を得ることができます。この場合は局所麻酔を併用して行われます。

痛む場所、原因がはっきりわかったら、治療に進みます。治療は、お薬を服薬する薬物療法、温めたりひっぱったりという刺激を与える物理療法があります。

薬物療法では、消炎鎮痛剤(痛み止め)や、筋弛緩剤(筋肉の緊張をほぐす)、ビタミン剤(神経の損傷を回復させる)、精神安定剤、骨粗しょう症治療薬、などが用いられます。 物理療法では、温熱療法(患部をホットパックやマイクロウェーブを用いて温める)、骨盤牽引(引っ張ることで腰痛が楽になる場合)、装具療法(個人の体型に合わせたコルセットを用いる)、ブロック療法(痛んでいる神経に直接局所麻酔を注射する)といった方法があります。

また、なかなかよくならない場合などには、手術を行うこともあります。すべての腰痛が手術でよくなるわけではありませんが、足に麻痺がある、尿や便がでにくい・・・など、神経の圧迫症状が明らかに強い場合などには、手術を受けることが必要になります。


〜東洋医学〜

漢方薬

東洋医学では、全身のバランスをみて診断・投薬が行われるため、人それぞれ同じ病名でも飲む薬が違います。椎間板ヘルニアや脊椎すべり症など、重度になり手術が必要となった場合は別ですが、慢性の腰痛や坐骨神経痛には試してみる価値があるでしょう。

鍼灸

鍼灸治療とは、全身に存在する「ツボ」に、鍼やお灸で刺激を与えることによって、血流をよくし、筋肉の緊張をとっていきます。


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〜腰痛に効くツボ〜

大腸兪(だいちょうゆ)

位置  ウエストのライン背骨から左右外側に指二本分

効能  腰痛・坐骨神経痛・大腸、小腸疾患

押し方 親指の腹を体に対し垂直に入れ、ゆっくり力を抜いていく。

腎兪(じんゆ)

位置  大腸兪の指3本分上

効能  腎疾患・腰痛・膀胱、生殖器疾患

押し方 大腸兪と同じ

志室(ししつ)

位置  腎兪から指幅二本分外側

効能  腰痛・坐骨神経痛・胃腸炎・全身疲労

押し方 親指で内側に向けて押す

殷門(いんもん)

位置  大腿後面のほぼ中央

効能  坐骨神経痛・下肢麻痺

押し方 軽い力で持続的に行います。力を入れすぎないよう。

帯脈(たいみゃく)

位置  わき腹 ウエストのライン

効能  腰痛・月経痛・月経不順・下腹部痛

押し方 親指の腹で力を入れすぎずに


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家庭でできる対策

〜温める?冷やす?〜

腰痛も種類によって、温めるのか、冷やすのかは違います。

主に急性の腰痛(どこかにぶつけた・激しく動かした)の場合は冷やす方が効きます。 冷やす方法としては、冷シップや、アイスノン、氷嚢などをあてるとよいでしょう。

慢性的な腰痛の場合は温めます。ぬるめのお風呂にゆっくりつかったり、シャワーをあててみるのも気持ちが良いです。蒸しタオルをあてたり、体を芯から温めることを意識してやると効果的です。温めて痛みがひどくなる場合は、炎症を起こしている可能性がありあすので、冷やす方法をとってください。


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